2015年6月16日火曜日

大人の居酒屋 高太郎@渋谷で日本酒会「五人娘の寺田本家」に行く


 純米酒五人娘の寺田本家という酒蔵の蔵元を囲んで盛大に美味しく開催された。二十四代目寺田優氏の渾身の説明に大いに感動し興奮し美酒奇酒を堪能した。すばらしい会であった。また発見と出会いの場でもあった。
 寺田本家は全てのお米を無農薬農法で生産している。そのため草むしりに三ヶ月を要する。とんでもない手間と労力である。蔵元は真っ黒に日焼けしていた。まるでお百姓様。
 鎌倉室町時代の製法を学び海外の熱い注視を集める「菩提もと」の摩訶不思議なお酒...。首都近県千葉にもこんな素晴らしい酒蔵があったのだ。食は環境であり命の源である。発酵と腐敗のメカニズム、その飽くなき生命のドラマを奏で綴る醸し人の顔(かんばせ)は輝く。
 これから秋口まで蔵元は販売最前線へ赴く。蔵元と飲み手が一同に介し「日本酒」を媒体メインにコミュニティが盛りあがる。酒が人間たちを旅する。この神々しい液体は五臓六腑を貫き人と人を結ぶ。全てはお米一粒一粒から生まれたのだ。
 その旅は始まったばかりだ。






























































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