2024年5月14日火曜日

岸由@東中野へ行く。

 

 2024.5.13月曜、岸由@東中野へ行く。鳴門の漁師村公一氏の鱸が届く。誠に素晴らしい鱸だった。岸由では村氏の鱸が直送される。今年お初の鱸を頂きにあがった。最高!



まずは不老泉。
老いたればこそなんていってられない。

大葉どっさり。
そのアンダーに秘められた宝があるのだよ。
本日到着したばかりの産直の雄、鱸のきもたち。

大葉大好きなのでしかも生姜の効く。

今夜宴の主役。鳴門の鱸。
この誠に艶やかでいい。

極上の鮮度そして。

稚鮎の酸味。鱧。辛子味噌。アワビの極上。

諏訪泉。

タラの芽を揚げるという。どっさりでうれしい。ほくほくサクサク。



潮汁。
白身の誠に香ばしい。じゅんさいが浮かぶ。

梅とゆずの薬味もあって。

お造りは鱸。ありえない旨味とスイーティーな味わい。

熟成では出てこない素材そのもの鮮度命のなにものか。

ほんと美味しいな。


鱸のカマ。柔らかくて骨隣接の希少領域。味と味のグレーゾーン!

新玉ねぎの旬な甘み。黒酢で〆る?

カツオですよ。背負いがたっぷり茗荷も添えて。

おいもがね。いいんですよ。おいしい。

お食事の写真はどこへ行ったの?


オレンジといちごと。


2024年5月5日日曜日

バール・タッチョモ@高円寺へ行く。

 

 2024.5.4土曜、バール・タッチョモ@高円寺へ行く。SNSの威力は絶大だ。パーソナルな情報発信もここまで緊密即効的であれば外食産業やら飲食業界やらは大盛況のまま破滅的な状況にまでいくだろう。情報網が適時更新され続ければその情報のダイナミズムに人間たちは欲望性を拡大させ肥大化させ続けて頻繁な感覚麻痺を招来させるやも知れないね。さて箸休めでもないけど食欲が増進するのみ。今日は高円寺に繰り出した。目指せイタリアーノバールるぅ。


連休真ん中の午後5時の風景。

クラフトビールで乾杯!

フォッカッチャって定番前菜の先駆先鋭なのかな。BUTTERよかった。



削りたての生ハム原木からの味の断片そのものコアこあ。

シチリアね。マフィアの故郷といえばアル・パチーノ?今やイタリアフィーバー凄いよね。

果実味あってボディは清流。余韻はクリア。ワインワイン。ワクワク。

前菜盛り合わせ。やっぱりお初の入店アクションはこれ一択だ。たまご好きにはたまらないいくら乗せのダブル卵ね。うふうふヒーヒー。イワシもいい。サクレ。シュークリーム?キッシュ。赤キャベツ酢漬けでグー。小さなお鍋にチキン。



彩ってます。

めっぽう堅固なコロッケの外皮だったわ。

大人気のラザニア。
エストニアやタンザニアをにやにや思い出す。


そしてびっくりしたのがえぇ!
スタッフさんがかのフランス移住して大人気のyou tuber になった月に10冊読破する歴女でもありアコースティックギターで歌手そのもの美声で弾き語るしかも身長170センチ超えでコラボした宇多田ヒカルを小学校4年生にまで貶めてしまったあの女優さんくりそつ!

サルシッチャ!これマストです!頬揚げて微笑みながら出航ですわよ。

美味しかった。

これ豆腐なんですが驚嘆しました。
これ豆腐ファン垂涎憧憬いたしますわ。

驚いて連射中です、否あな連写ですわ。

オニオンの豆腐、オリーブオイルでエクセレントね。

生チョコそれぞれ内包される秘密の隠し味。デザートはチョコなのね。


ティラミスにいちごです。もう一度の「いちご白書」は反戦映画です。「しあわせのレシピ」では初デートにシェフが持ってきます。主人公の女優さんの旦那様はマイケル・ダグラス氏。
凄く重要なティラミスです。あれはストレベリーチョコだったって。

満員御礼の活況でした。
お店に出る途中カウンターの向こうにいたフランス在住女優さん劇似のスタッフさんの満面の笑顔は百万弗でしたね。エクセレント!

高円寺はパワフルでした。
また行くでしょうね。


2024年5月4日土曜日

蕎麦と酒処きくち@石神井公園駅前へ行く。

 

 2024.5.3金曜、蕎麦と酒処きくち@石神井公園駅前へ行く。練馬から乗り換えて。巨大な駅舎内ホームも広大で楽しい。さすが本日憲法記念日。この憲法があったおかげで戦後日本は復興を遂げた。なのに。御大将は地球一周の行脚を敢行中。しかも改正を訴えながら。外交を展開する。さて快晴天晴の誠に清々しい休日の蕎麦旅だった。


都内第二位(因みに第一位は世田谷区95万!)の人口を擁する練馬のターミナル。乗り換えの合間のひととき。



水分補給も抜かりなく。

さて石神井公園駅の近く、いざ店内へ。
そして思案中。

お酒スタート。

厳しき視線の吟味中。

祝杯の宴開始!

純米のメルクメール神なる亀ちゃん。

さてお肴たちが。
筍美味かった。大好きなおナスも最高。

趣向を凝らした酒肴たち。
くじらよいね。ベーコンこん。
店主のセンス抜群!ちびちびお酒も楽しき語らいも。

お酒っておいしい。
5月の連休のその最初の憲法記念日でも改憲も何も。変えてもいいけど今の連中には変えさせたくない。

新聞紙に包まっていない長い珍し。

そばかき。凄いね。楽しい。

塩やら醤油やらね。味変してまでも。

だしまき玉子。
ジューシーであつあつ。

さてにごり長い珍し。

おやふとん屋っぽい綿屋。そういえば綿矢りさって彼女の友人の名前拝借ペンネームだった。「蹴りたい背中」ちょと暴力的。「インストール」がデビュー作だったか失念ぽ。美山錦がよいね。酒米最高!

おいしいてんぷらとお蕎麦屋さん。透明感あるライトポップな味わい。炭酸でもいいけどここは日本酒の旨味と掛け算ね。

タラちゃんの芽?だったかな。失念多いヤバメ?


さくさくとても暖かい。

ごぼうが最高。てんぷらおいしい。

ごぼうてんぷらの旅に出るね。

稚鮎はお店の水槽で泳いでいたそのままを揚げてしまうという至高芸。生命最後のひと踊り慎太郎さんのあとを追うように逝去した無頼作家西村賢太氏の出世作「どうで死ぬ見の一踊り」のような儚き命の燃え尽きる揚げきる瞬間。
「生きていないと出てこない生命の余韻」の如き味わいに嘆息。



九段理江の「東京都同情塔」の終わりのシーンを思い出した。自分の設計した作品の前で同じように作品になってしまう幻想に酔うラストフィナーレ描写の時々刻々。

まぁ美味しけりゃいいわけで。そんな理屈も文句もナッシングでええんや。美味しさに意味なんかないんや。


奥播磨という銘酒はどこでも愛されてます。

通でも粋でもないけれど。

自下も自尊もしらん。
うまいんや!

釜揚げってうどんぽくない。
これは入念柔軟なお蕎麦や。
ぶちうまい。

活ける稚鮎の群れなす水槽。

再会を期して。
はいチーズ。