2016年1月22日金曜日

会席料理 岸由@東中野へ行く


 「天然河豚が入りました如何ですか」との吉報が入る。下関の天然とら河豚である。あの美食家にして芸術家の北大路魯山人もこよなく愛した「ふぐ」である。何はさておき馳せ参じた。いざ岸由!である。



降雪残雪が切ない

入店前の緊張?

いざ!

静寂

幕前の安らぎ

干支の陶器

志野焼のぐいのみ

河豚煮こごり
寒天がピョン

純米の闘士
神亀のスタンダード
「酒は純米、燗 ならなおよし」
寒い夜は燗酒である。

鮮魚の王者
河豚
肉質色彩すべて最高峰である。
味のエベレストやぁ〜
黙って無言の堪能時間はゆったり流れゆく。
 
ちょっぴり、つけながら

もみじがピリっと辛い
皮もシコシコ
最高なお味

美味過ぎて呆然

鯛の寿司
唐墨
磯の粒貝
そして海鼠

河豚の白子焼き
雄の精巣を絶妙の火入れで処す。

どうしょーもなく美味過ぎて躯がくの字に曲がる。
ミルキーなースープのような液状とその囲いの皮の焦げ目の絶妙アンサンブル
官能ワールドに溺れる。

神奈川のお酒

足柄はビールや精密機器の工場も多い。

強肴「紅白の彩り」
河豚の白と鮪の赤
 
静謐なお味でした。

そして大好きな河豚の唐揚げ
もう之を食べちゃうとにわとりなんて...。

骨付きをむしゃぶった。

うまい。

酢橘の種まで搾った。

揚げ揚げには秋鹿の酸の強いきもとで。
熱燗で戴く。一貫造りの素晴らしさ。

ローストビーフを煮物で戴く。
旬過ぎる筍が本当においしくて。

お食事

お味噌汁

水菓子

イチゴとグレープフルーツの寒天
河豚三昧の余熱を冷やす
冷製の妙



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