2016年12月10日土曜日

会席料理.岸由@東中野へ行く。


 2016.12.10.土曜。師走宴たけなわ。今年の総決算も走馬灯のように過ぎ去って行く。ふぐの季語で俳句を作るもよし。
 年の瀬は今年一年の締めくくりの時節なのだがセンチメントも心々に楽しい。会席料理の神髄は生々流転の時を魂魄に刻む込む瞬間にある。季節旬なる折々を食し飲する。生命の実相が浮かび上がる。その祝宴が始まる。

今夜は一段寒い夜。


ゆったり時が流れて..。

河豚の煮こごり。

お出しが染み渡る..。
銀杏、慈姑、生姜。
水雲。
磯粒貝
鯖の押し寿司。
ショスタコービッチ「祝典序曲」
前奏シーンが蘇る。

「祝典序曲」
クラリネットのソロが素敵なのだが
銀杏や慈姑が軽快にソロをそれぞれ奏でる感じかな。

静岡の名酒。
正月に縁起を刻んで飲むのも一興。
新酒の鮮烈な風味が一段と食欲を煽ってる。
「かわいい」

秋鹿は多分、お燗のお酒。
鯖寿司がおいしい過ぎる。
いつ食べてもおいしい。
粒貝。

一口でペロ。

海老糝薯に胡麻豆腐
茗荷の薬味もお椀の藻くず。
どうです?
湯加減は..。

都の美しい人。

甘鯛の..昆布蒸しとなって..ね。

木製の盃

お造り。
徳島鳴門の村氏の鯛。肝付。
まぐろ
赤貝。

赤貝のじゅわり。

もう一回、じゅわり。

鯛の皮。パリパリ。

西京味噌で漬けて。
レンコンが梅酢でシャキーン!
甘鯛の焼き焼き。
白身って味噌と合い捲り。

 この酒は燗酒がいい。

甘鯛の昆布蒸し。

まぁ素晴らしい。
信じられない食味。
上塩梅。


お食事。

アフター5のCです。
シバス。

水菓子。

久々の凱陣。
おせちに合わせるかな。

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