2019.12.11水曜、会席料理の岸由@東中野へ行く。令和元年の師走。今夜の宴はこれからの我が国日本の行く末が幸多くあれと祈りながらの忘年会の様相を呈した。
昨今巷を賑わす連日連夜の虚言のオンパレードがどれほどまでにこの国の美風を損ねたか。狂的で反知性的な不誠実の連発が倫理を崩壊させ結局は地位ある人間の驕りを増長してきたか。その権力の周縁に連なる連中の誠に臭気に耐えぬ個利凝りの保身術の最たる事例やいかに。
穴子の甘い香りが匂い立つ。
お初の海鼠が鮮烈なコリコリ。
白子と厚切り鮑W
レンコンがすりすりされ、のど越しほんのり。
滋味深く五臓にしみわたりぬ。
素晴らしき微発砲の美酒よ。
徳島鳴門の鯛。あおりいか、まぐろ。
お造りが素晴らしい。
少し寝かせた天然鯛の芳醇な旨味を味わい尽くす。
岸由名物、鯛のキモよ。
いぶくろもあるよ。
慈姑が温かい。
あぁノスタルジーの風がふけ。
焼き魚って素晴らしい。
どこの居酒屋も料亭も出せない天才芸!
京都の菊が鮮烈。
大きな蕪がぷかぷか。
鯛の秘密部位がいい出汁を醸す。
どうです?
目の辺りの濃厚ぜらちーん!
もちろん、鯛飯だ。
お食事の御意!
やっと辿り着く。
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