2015年7月8日水曜日

岸由@東中野へ行く


 梅雨真っ盛り。「天然の鮎が入りました」ということで岸由へレッツゴーである。食道楽の大家(たいか)北大路魯山人も鮎に目が無かったのだが今の時節、鮎は王道中の王道である。そして徳島鳴門の漁師村公一さんの鱸(すずき)もタイムリーに届く。
 料理を嗜むには「時を識る」ことがいかほどに重要か。魯山人が言うように食材の旨味を料理人は写実的に再現することが料理の妙味である以上、食材の旬である時を知悉することが第一義である筈だ。そしてその料理を時を違えず味わい尽くすことこそが!一等大事に決まっている。一汁三彩...。このリズムに素晴らしき食材を鋳造してこそ、日本人のアイデンティティも面目躍如である。食は命を繋ぐ根源行為である。食の飽くなき旅は続く...。

























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