三寒四温の厳しき雨が降りしぶる中、土曜の夜は声楽と器楽の調べを楽しんだ。舞曲の躍動性が時代を遍いて同時代を彩る。
杉並公会堂へ声楽アンサンブル「ラウラウラ」のViva! misturrando へ行く。
場内パンフによれば踊りの先に音楽があったという。実は音よりも人間の所作が先行する筈で作為としての音よりも動態が時間的に早かったのではないか。
文化の古層に蠢く現代性。その顕現鮮やかな音楽を堪能出来た。
ヴァイオリン大西律子とチェンバロ北谷直樹の旋律に戦慄を覚え鳥肌が立った。
もっとも印象深く感銘をうけたのはラザール「ヴァイオリンとチェンバロのためのバレー組曲2014」である。
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