2018年3月4日日曜日

会席料理の岸由@小滝橋へ行く。


 2018.3.3土曜。会席料理の岸由へ行く。「天然ふぐが入りました」とのこと。多分これでふぐもラストかな。旬な食材を楽しむのが日本料理の醍醐味だけど。雛祭りにふぐ、はまぐりも戴いた。時節に合わせ旬なる味覚を味わう。誠に素晴らしい限りだ。人生に限りあり。味わい尽くして死ぬだけだ。





三月三日。





坪島土平作。



重量感あって素晴らしい。
 注がれる材質の宇宙。
 
春の彩り。

根と芽の後先。
時間の円環を思う。
鮃の押し寿司。

たらの芽をサクサク。
唐墨の濃密な味わい。


微細を放つ。
底に朧月。

白魚の揚げ。

天ぷら三昧もいい。


皿の底。
偏愛の集中力。

視覚の味覚。

たまごの味わい。

これほど酒に合う食べ物もない。
岸由の唐墨は最高。

はまぐりの含意。
二枚貝の言祝ぎ。
夫婦和合の象徴的意匠。
中身が美味。
 
「特に大きいのを手に入れました」
大将の心意気が嬉しい。

お椀の海に浮かぶ味覚。

内的世界を喚起して止まぬ謎。

貝殻は海の記憶が透き通る。

吸い終わったお椀とはまぐりの貝殻。

天然ふぐの刺身。

もみじおろしの赤が鮮烈。

艶の輝きがときめきの時空。
ふぐはあじわい。

何回でも食べたい。

紅白の彩り。
ふぐの白、赤貝の赤。

貝の美味しさ。


赤味が溢れる。



あぁ貝塚へ。






マナガツオ。

脂乗り乗り。

下手なレポートも興ざめだけど。
沈黙は金也。
 

岸由の焼き魚は最高だね。





この舞台の結界の。



ふぐの白子が浮かんでいる。

卑猥な想像も許されないけど。

サーロインの甘みが絶妙で。

















最近のネット事情やら面白い語らい。
名店ならではの様々な趣向が楽しい。

備忘録を。

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