2018.4.8日曜。イタリアン.ミニヨン@大東橋へ行く。サンデーパスタ。まったり日曜の夜を過ごした。グループも集う。楽しき語らい。
ここは神田川にほど近い北新宿エリア。川沿いの風情は懐かしさもある。川の流れは時の流れ、人の流れ。流転の川。作家宮本輝の川三部作ではないけど、運命が展開する。人間の魂の遍歴なのか。人間の精神の変遷なのか。
有名なカメラマンが告発されて凄く驚いた。ある女優がそのカメラマンの自叙伝映画の主演をした。
「東京日和」
凄腕バーテンダーが彼女の為にカクテルを作った。
「東京日和」
美しいカクテルだった。
「マスターこのカクテルはどんな思いで創ったのですか?」
「夕日を再現しょうと思いました。彼女の為に」
カクテルには金粉が奇麗に散っていた。燦然たる夕日だった。
作品は作者の分身でも別個でもないし、独立しているとも言えない時代の趨勢がある。芸術家だから許される、常識外れな態度も賞賛される、本当にそうだろうか。
かのカメラマンは天才と崇められて自己韜晦したのか。
やはり悲しい。
この悲しみは美味しさで乗り切りたい。乗り越えてみせる。ミニヨンのパスタで!
アンチョビが美味しい。
蛸とセロリ。
トマト風味、豚の挽肉と小松菜。
カルボ。
アマレットジンジャー。
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