2015年10月26日月曜日

日本料理 岸由@東中野へ行く。


 「巨大な天然鰻が入ったのでどうですか?」連絡があったんや。そりゃ行きまっせ、伺わせてもらいまっせ。凄い日本料理のお店が岸由さんやがな。あり得へんよ。まぁ隠れ家的なお店や。あんまりゆーか紹介したかないねん。場所だけ金額だけ。アホちゃうのんゆーてんねや。わてらされげなくいかしてもらいますねんや。感謝感謝。

 どうにもなりゃせん。逆光ですねん。




 開演前の緊張と開放感。
 風の森。ノルウエイの森ちゃいますやろ?文学的な酒やな。
 カマスを噛まず?食べられへん。カナダさんの松茸や。うまいでぇ。
 器が衣?昭和初期の芸術家にして美食家がホザいとったゆーてな。
松茸でっせ!

 感動しますやろ?
 富山の酒やて。
 八寸やんか。銀杏なんか最高や。唐墨もええでぇ。
 押し寿司、ほんまに最高や。
 深いでぇ。
 広々と味わうんや。
 カレイの刺身なんか他は出ぇーへんねん!マグロなんか脇役や。
 見なはれ!これが刺身や!
 でぇやぁ!ひと噛みづつ...。
 鰻の肝ってお椀かなんかの底に沈んでまっせ。お吸い物...。ちゃねん!全然ちゃうねん!
 肝は焼き焼き!
 天然鰻の肝焼き!美味しいわ。
 呆然やねぇ。
 感動。
 お初のお酒。
 いい。
見なはれ!天然やて。鰻や。
いつもの倍の大きさやて。

酢橘を搾るんや!
もっと力いれなぁあかん
感謝、感謝、えらいおおきにぃ!
でや?でや?
どないだす?
おいしゅーて無言かいな?
一口ずつがほんま愛おしいでんな。
搾りすぎて種が飛び出しよったがな。
堪能、官能。
あかんでぇ。うますぎや。
感動の余韻にお口直しやて、おおきにぃ。
酸味がええな。
焼き焼きの鱸と茄子を紅葉おろしで戴くんや。
村さんの鱸は最高やね。
どないでっしゃろ?
ゆったりまったりでんがなぁ。
のんびりでんな。
ゆーらゆら。
まったり...。
もうお酒はいりません。この強肴のお椀の天然鰻は徳島の吉野川から来たんやね。
完成されたお料理どす。
このお椀の鰻が一期一会そのままやぁ!
新米、ぶちうまいわ。
日本人でほんまよかった。

葡萄に柿に無花果。
ミントが棒上旗下ろしやね。
水菓子ええなぁ。
美しいわ。