2014年11月5日水曜日

トマス・ピンチョン「V.」上巻を読み終える


 トマス・ピンチョン「V.」上巻を読み終えた。かなり面白い。すかさず「下巻」へ向かう。あらすじを詳しく追いかけて論理的分析を講じるよりも保坂和志の言うような音楽を楽しむように小説を読むその時間的限定性の快楽を味わった方が良さそうだし現にそう読んでみた。ただ登場人物がそれでも関連性とかあるので気をつけながらメモりながらの読書になると思う。プロフェインが気になるよね。レイチェルも気になるよね。
「そろそろだと思ってたわ」
新たな職を得て今後の展開が気になるプロフェインだ。

今までにない知的な興奮とちょっぴりエロティックさも見逃せない。

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