2015年8月12日水曜日

蝉の殻、お盆前の亡骸


 この東京で一夏どれくらいの蝉の殻が残されるのだろう。この生きた証(歌手の中川翔子が書いている)は生身の蝉よりも長く存在する。何故か。記憶が籠っているから?事物として時間を超越できるから?蝉は本能で知っている。限りなく短い我が生を記憶にとどめさせる為の成す術を。多分、この写真の生きた証の持ち主たちはもう死に果てている筈だ。かなり前から存在していたから。多分、梅雨明けくらいから見かけていたので。
中川翔子のこのブログが目についてあわてて撮影してしまった。









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