夏休みの思い出はラミティエのディナー。秋こそ食欲の好季なのに?晩夏の今こそ、高田馬場の名店へレッツゴーなのだ。
気を衒うこともない。食するリズムを乱さぬように心を空にする。貪りがやはり不幸の始まり。でもこの食を逃してはならない。
怯む事勿れ!侮る事勿れ!臆する事勿れ!気は熟しているのに?
テーブルはリング |
見よ!この武器、この兵器をば! |
見果てぬ夢の空すぎる佇まい。戦慄が迸らないかい? |
白を頼んだ。「ラミティエ」が来た。 |
さんまに変わってにしん。不漁高騰から?でも薫製が冴え渡る。にしん、恋する真実。 |
かぼちゃパンプキンの冷たいスープである。コンソメのジェルの下にはホタテの宝物。 |
確かな味わいそして濃厚さよりはクリーミーな体験。 |
毎度の鴨のコンフィ。毎回、サラダが変わる。女優が衣装を舞台によって演技によって変幻自在のように。 |
ほのかなジューシー、塩も抜群。鴨は生きていたのである。 |
鴨肉の向こうにはサラダの森が見える。 |
シュークルート。猥雑さも饒舌も掻き分けたゴージャスな食感...。 |
屋敷である。しかもとびっきりの金持ちの。 |
ダークなチェリーを封じ込めた |
大人それはアダルティー |
まるで敵意を剥き出して |
歯向かうような、味であった。 |
ドルチェなワイン。デザートの余韻を引き継いで。 |
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