2017.6.30.金曜。フレンチビストロのラミティエへ行く。アド街天国にも出た名店だけど。6.24の放映では「中井」だったけど。知ってるお店がテレビに出ると気分も高揚する。感情移入なのか共感共有なのか。視点取得なのか。イマジネーションの感情共有なのか。善き世界を目指して人類は「共感」と「同情」を武器に連帯し贖罪し共同協力して発展してきた。その成果が「料理」なのだけど。偉大なる食文化を大いに堪能享楽したい。
今日は梅雨らしいどんよりした曇天だけど心は晴れやか。美味しい気分が広がる。ディナーを楽しむ余裕が欲しい。折角東京に生活しているのだから。新宿高田馬場は今も昔も楽しい街だ。選挙カーによる迷惑至極な爆音の連呼だけど。グリーンなのかクリーンなのか。ステルマなのか。でも宣伝や広報って事実ステルスな要素要因はある。表現なんてそんなものだろう。フィクションを楽しんでいるうちに虚構がリアルを超克していく。よりリアルに感じるその主体の感覚的な原点が変容していく。
ワインはカラフェで白赤飲む。白がメローでよかった。琥珀がかった色合いと少しねっとり熟成中というような。赤は少しビターなタンニンも効いていてこれもたま美味。
となりに座る女子二名。
「何かお飲物は?」
「あっいりません。お水下さい」
アルコール飲まなくてもラミティエのお料理はそりゃぁ美味しい。折角の料理に合わせるワインがなくても料理はおいしい。酩酊は陶酔とイコールじゃないのは重々承知奉ってるわけだけどさ。
今夜のキッシュは本当美味しかった。みなこのお店の料理を目標にする。バルとかパブとか。
デザートは食べずにデザートワインも飲まずにバーサルヴァドールへ行った。午後8時前である。バーはまだ目覚めて間もない時間である。このバーはゆったりした空間で様々な創造性が羽ばたく。音楽のセンスもダリを敬愛するオーナーの美的感覚も秀逸だ。定期的にジャズライブも開催される。プロの演奏家が趣を新たに奏でる音の世界に親和するオーセンティックなのだね。今回はシェリーの甘いのを戴いた。うむ。最高のデザートだ。シングルモルトは今夜は止めにした。続いて生果物のカクテルを戴く。フルーツのカクテルは楽しい。パイナップルとピーチ。
まだ梅雨は終らない。ジャズライブの予約を入れて店をあとにする。
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