2018年1月20日土曜日

待望のフレンチビストロ.ラミティエ@高田馬場へ行く。


 2018.1.19.金曜。待望のフレンチビストロ.ラミティエ@高田馬場へ行く。世の効率至上主義、無駄撲滅の会計学の罠、℃壺の経済合理主義って。錯誤の陥穽..経済学がそもそも前提において非合理って知ってましたかぁ。モデルそれ自体が曖昧で優柔不断であるわけって。知らないけれどモロ反知性..いいよね。愚劣愚鈍がのさばってもいいことないけど。
 今夜は豚の血のソーセージを初挑戦。オドロオドロの血のお味は如何に。食べず嫌いではないけどやはり少し好奇心よりも不安感があった。ブーダンノワール..。是非














シャルドネやっぱりいいよね。

のんびり飲む。

この多彩なボリュームに惚れてしまう。

上手く写らないけど..尋常成らざる厚みです。

サラミもハムも脂のって鮮烈。


リエット。

この全景を前菜で戴ける驚嘆すべき歓び。


スモークされたサバがいい感じ。
肉とお豆がジューシー。







ブーダンノワールである。
豚の血..脂..タマネギ..など詰めたフランス産ソーセージ。
皮が弾けて中身がポロポロ..ホロホロ。
何とも言えない食感。血の温もり..。
初めての味わい。うぅうまい!
 
このどす黒い..ノワールって暗黒とかの意味もありノベルでも素晴らしき
販売部数を誇る分野、犯罪ノベルの極北でもある。

クレソンの芽の柔らかいエバーグリーンで包む。
下にはロブションも驚くマシュなポテトが敷き詰められている。
クリーミーなでも濃厚な贅沢、あぁノベルが書きたい。
 
確かに「あまりご注文頂けていないんです..」
でもそこはやはり..あらゆる料理の過程において生を殺して肉をふわける..「ベニスの商人」ではないが..法外な利息を収奪するあの不逞の輩ではないが..厳粛な血という存在は紛うべくもない..。

生きとし生きるこの瞬間を味わいながら食する荘厳の料理であった。
 ブラボーブラボー
そしてハラミ150グラムの肉塊である。
いつものリブロース250グラムでも良かったが今年初の入店であるわけで..。
祝賀の意味合いもあってこれを喰らう。
 
赤味のなんとも贅沢なエレガントなエロティックな感触..。
多分に断面が官能で蠢く。
しかもこのソースをば。




野蛮に喰らえ。もっと血を沸かせ。
この断面に味の神秘が宿っているぜ。


今年も獲得間違いないけど。


ヨーグルトのシャーベット。

デザートまでもが楽しい。

あぁ


警備員が2名。
怖い。
 

 楽しい。フレンチビストロ。ラミティエ。かのホリエモンは「店などもっては儲からない」とどこぞの立場でそんな暴言を放つか知らないけど。極論の炎上商法。いわゆるデマゴギーだけど、世の中は歓迎歓迎。だってなーんも知らなきゃ騙されちゃう。信者をボロ損させて炎上中のイケハヤ以上にライブドア株暴落は国家の罠だったホリエモンだけど。ことの発端そのリークは某マスコミからってことだけど。アンシャンレジームって既得権益サイドからすれば生存権を懸けた死闘だからやることが凄まじいよね。怖い怖い。
 今夜はブーダンノワールを食した。感動だよね。美味しい。しかも食する厳粛さを実感した。血の料理..スッポンの生き血を飲み干す実に風流なのか野蛮なのかは知らないが、戦国の武将も敗北した首級をそのスカルをスライスして勝利の盃をこしらえてその器になみなみ美酒を注ぎ込む..誠に野蛮な勝利の儀典があったらしいけど。血の料理は生と死..。その流転の生命の物語の血の原点、肉体的生存性への飽くなき思索へと誘うよね。
 

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