2017年12月8日金曜日

イタリアン.ミニヨン@北新宿.大東橋へ行く。


 2047.12.7.木曜。明日は日米開戦日及びジョン.レノン射殺の日である。12.8のイヴなる今宵。帰宅して凄惨な事件が起きた。富岡八幡の宮司刺殺事件。師走の寒空に悲惨極まる。宮司継承を巡る骨肉の争い。身内の自滅凶行は防ぎようも無い。姉を弟が刺すなんて。神社本庁脱退とか様々に怪文書も流れたとか。モリ.カケ..今度は..。震撼八幡。永代通りが通り抜ける門前仲町..地下は東京メトロの東西線が走る。江戸時代は遊女を助けた八幡神社だけど..。世襲同族の残酷事件..。
 金融機関も同族会社の事業継承のスムーズな移行をこころから望んでいる。でないとゴーイングコンサーンに疑義あり難あり..。安定が希望なのだけど。安心は願望なんだけど。
 今夜のミニヨンはまったり。いつもの「ポテサラ」「揚げジャガスモークサーモン」「白身魚のフリット」そして「ペペロンチーノ.キノコとホタテ」「ミートソース」などを生ビールからデューワーズのハイボール2杯、〆の アマレットジンジャー..。パスタは2種類か3種類か悩むな。ニョッキでもラザニアでもいい感じかな。
 店内の語らいは同族繁栄の寿ぎ。深川の凄惨な同族分裂の事件とは天国と地獄..。明と暗。光と陰。太陽と北風。のんびり..BGM...。さて神楽坂でも歳末くり出すかな。





















さて。歳末師走。ノベルもなかなか手強く捗らず。でもいいよね。たくさん今年も書き上げた。長編では「芦田川に流れる」「バルバルバトル」「1987年の夏休み」の3作。中編では「鱸」「昭和最後の冬休み」の2作。短編は「ビールガール」「原宿ガール」「銀座寿司物語」そして連載中の「プレミアムガール」..。

 12.7.日が暮れて近所を歩いていると向こうから生活保護を受ける男がよたよた歩いて来た。一瞬嫌な感じがして通り過ぎようと、すれ違いざま「ばーかぁ」。通称ラリピー..。完全無欠のアル中である。界隈では有名な徘徊そしてたむろする迷惑な奴だ。以前も近くのコンビニの入り口脇で酩酊。通行人に罵声を浴びせた。生活保護を受けながらアル中..。人生の厳しき審判は下っている。「もうお前は.死んでいる」本当なのか?コイツは本当に死んでいるのか。

 今年のノーベル文学賞を受賞したカズオ.イシグロ氏は受賞記念のスピーチで「世界の分断を防ぐことが文学の使命だ」と語った。本当にそうなのか。文章を書いてそれを教養溢れる人間が読んで肝に銘じたとしよう。でもラリピーに理不尽にも「ばーかぁ」と言われてにこやかでいられるだろうか。大学の高名な倫理学者が自分の愛人を寝取られて..それでもリベラルの余裕でいられるか。文学のイマジネーションはそんなに強いのか。理性が太刀打ち出来ない事態がとっくに来ている。弟が姉を夜陰に潜んで襲撃する時代なのだ。それでも理性に働きかけて有効なのかそれは..ラリピーに聞いてくれ。アル中の生活保護のラリピーこそが解答出来る筈だ。

  多分、ラリピーに必要なのは..鉄拳である。やさしい思いやりのある「言葉」なんかじゃない。ノーベル文学賞を貰えるような「文学」なんかじゃないんだよ。



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